子ども一人を育てるのにこんなにお金がかかるんだと日々実感しています。
我が家は双子なので、あらゆる物の金額が、一気に倍額かかるとかザラなのです。
それは成人まで続くと思います。
かかってくるお金は、いや~無限です。ザクザク。
かつてのように毎日の食事やおむつ、洋服、おもちゃとかを買い与えれば育つ時代ではとっくにないのです。
かかるお金は、学校費用、習い事費用、高等教育を受けさせるための資金、いろんな行事や活動費用、体験費用など、挙げればきりがないですよね。
自分が親になって子育てをしはじめて、初めて親の偉大さ、ありがたみがわかるようになった気がしています。
一人を育てるのに、養育費と教育費を合わせて、総額2000万円とか3000万円とか、かかると言われています。
給料が上がらない昨今において、そんな金銭的な犠牲と膨大な時間の犠牲を払ってまで、子育てしたいという人は果たしてどれだけいるでしょうか。
そりゃ、日本の人口が減っても当然の成り行きかなとさえ思ってしまいます。
そのお金があったら、すべて自分のために使いたい、家族に渡したくないと思う人が増えても正直不思議はないです。
もちろん生まれてきた子どもたちは可愛いという気持ちはあります。
今いる自分の子どもたちは、もちろん何がなんでも成人までは育て上げると私は心に決めています。その覚悟で私は出産しています。そこにゆるぎはないです。
しかし、価値観、人生観がこれだけ多様化している中で、未婚の人たちに対して
「結婚しなよ、子どもいたほうがいいよ、それが人生最大の幸せだ」と言う一言は口がさけても言えない発言だなと思います。
これは自分に対する戒めの意味も込めてです。
その中でも、子どもが将来ほしいなと思っている女性も多いと思います。その希望は決して捨ててほしくはないです。
そのために現実的にできることとしては、子どもにかかる費用をあらかじめ計算しておく、そのために少しずつ貯金や投資を始めておく、借金は返す、等といったことです。
将来への思いと行動を伴わせていけば、将来は安心するかもしれません。
将来の設計をなんとなくでもいいから立てておく、それに必要なお金を未来のために用意しておく。
極めて当たり前のことかもしれませんが、なかなかできないからみんな大変なのです。