経済的自立の重要性
50-60代の女性の中には「熟年離婚」を考える人が、最近増えているそうです。
3組に1組が離婚するといわれていますので珍しくないようですね。
そこで、経済的自立ができている人は、準備をしていざというときに離婚するのだとは思います。
しかし、専業主婦を長年していて仕事をしておらず、経済的に夫に依存している場合は、したくてもできないと非常に悩むようです。
貯金があればまだ違うかもしれませんが、貯金がないと八方ふさがりです。
こういうとき、自分が一人で生きていけるだけの収入を得る、その自信をつけておくというのは重要だなと感じます。
なぜなら、夫と離婚して別で暮らしたいと思っていたとしても、経済的な理由で、「離婚」という選択肢を奪われているからです。
自分の力で状況を変えられないことほど辛いものはないからです。自由がないのです。
現実、目の前の生活は大変
20-40代の働くママの中には、今は子育てと仕事でいっぱいで、正直、家でゆっくりできたらどんなにいいだろうと思っている方がたくさんいらっしゃるかもしれません。
現に私自身がそう思うことがあります。
家でゆっくりしなくてもいいけど、他にもやりたいことがいっぱいあるけどなあ、と思いながら過ごしている方もいるかもしれません。
しかし、将来の私がしっかり自立した状態を保っているため、
潤沢なお金を残して置くため、
将来やりたいことができたときに資金を投じるため、
今は細々でも仕事は続けていきたいと思います。
自分で稼ぐ収入の存在が大切
人生はお金が全てだとは思いません。しかし、お金があれば解決することってたくさんあると思うのです。
自分が稼ぐことで得られる収入があれば、自分が好きなものは買えます。
ママなら子どもたちにも好きなものを買ってあげられるし、受けさせたい教育を施してあげることだってできるし、旅行にだって連れて行ってあげられます。
そりゃ、もちろん、おいしいものだってたくさん買って食べられます。
これらの真の喜びは、収入を自分の力で得ることができて初めて得られるものだと思います。
夫からもらうお金では自分が好きなものを自由に、気軽に買うことはできません。
誰かからの援助がなければ好きなもの一つ買えない生活は、私は、絶対、嫌だと思っています。
私はそう思いながら、毎日自分を奮い立たせて生きています。
人生の中には仕事を中断して、子育てする時期が別にあってもいいと思います。夫婦で役割分担を決めているなら、それは人それぞれなので私の考えを押し付けるつもりはありません。
しかし、ママ自身が、子育てしながら細々でもいいから仕事を続けることは大事だと思います。