双子の子育ては大変だけど、貴重な経験
多胎児出産の割合は全体でみると圧倒的に少数派の中で、
私は双子を出産する機会を得られて大変光栄なことだといつも思います。
子どもたちを外へ連れ出し始めてから毎日のように、「双子ちゃんかわいい~」と老若男女の方にお声かけいただきます。
おかげ様です。
確かに、双子の子育ては大変ですよ。毎日お疲れ様って自分に言いたくなります。
双子じゃなくても一人いるだけで大変とは思います。
私が良くもやもやするのが、
年子とどっちが大変?みたいな話で年子って言われると
それはそれでなんか違和感あります。
きっと年子も大変だとは思います。
しかし、年子はある意味自分の選択でそうしているのかなと思う面もありなんか違うなと感じてしまいます。
一般的に、双子の育児を経験する人が少数派だから多くの人はその思いに至ることは難しいと感じます。
何が具体的に大変か挙げてみると、
・初期の授乳、ミルクは1時間おきくらいになる、一日16回。(これは年子では起こりえないと思う)
・乳児の時は、同時に泣かれることは当たり前。(乳児が同時ということは年子はない)
・幼児になると、同じことをしたがる、取り合いになる、泣く、(これは双子じゃなくても起こりえる)
など、あると思います。
双子の子育てを母親だけで双子はきついですよ。
特に乳児の間はしんどいです。
できるなら家事は家のことだから、よく話し合いをして夫婦で担えるならいっしょにやってほしいです。
家事は楽してほしいし、祖父母や他人の力を大いに借りてとりあえず1歳まで乗り切ってほしいです。
1歳過ぎると世界が変わります。
ここからが本題です。
あくまでも個人的な意見ですが、
双子のママこそ、早く保育園に預けて働くほうがいいと私は思います。
もちろん子どもを育てることが楽しいならいいんですけど、私は2か月でつらくなりました。
これは一人のお子さんにも当てはまるとは思いますが、保育園に預けるなら、できるだけ低月齢が楽です。
子供は環境に慣れるのが早いし、保育士が子育ての伴走者になってくれます。
確かに世の中の情勢的に保育園やそれを取り巻く問題がないとは言えません。
しかし行くことができるなら、保育園は親にとっても子どもにとっても総合的にいいところだと思います。
子供たちに日常の中でいろんな経験させてくれますよ。
2か月から預けている私でも、小さい時に子供のそばにあまりいないことの罪悪感は全くないとは言えないです。
最初、私は家族から言われましたよ、「そんな小さい子をあずけるなんて」。
じゃあ、あなたは双子を1日世話できるんですか?毎日、って言いたいです。
多分無理だと断言できます。
そういう人のいうことは聞かなくていいです。自分の気持ちに従ってください。
私は、お金がすべてだとは思っているわけではないですが、
お金で解決できることはたくさんあると思っています。
習い事など、子どもたちが将来やりたいと言い出したことをお金のためにあきらめさせたくない、
私はその思いが強いので働いています。
もし、お子さんが一人でもいらっしやって保育園に預けて仕事しようとしているママがいたら、
ぜひ私の記事が目に留まると嬉しいです。
ましてや少数派の双子、三つ子のママの目に留まってくれるとありがたいです。
今の時代、見ていると両親がそろう家族ばかりじゃないですよね。
離婚によって片親家庭になった女性は一般的に最貧困層に落ちやすいです。
仕事がないと誰かに依存して生きていかなくてはなりません。そんなところに自由はありません。
ママ自身も仕事を持っていることが自由に生きるために重要だと思います。
ママ自身のキャリアを中断しないこと、細くていいんです。
子供に働くことの尊さを、身を持って教えていきましょう。
子どもは見てくれていますよ。安心してください。
子どもを使って自己実現しようとしてはいけない
子育てしているママに今回私が申し上げたいと思うことは、
子供は別人格であるということをしっかり認識することです。
子どもを使って自己実現しようとしてはいけないです。
自分のできなかったことを期待して子どもに乗せるということはしてはならないのです。
子供が立派でもそれは子どもの人生、親は責任のすべてはとれないからこそ、
自分のしたいこと、自己実現は自らの手でしていきましょう。
母、妻、娘以外の自分を持ちたいものです。そのために仕事は必須です。
家族は(世代的なものだとは思いますが)両親、義両親ともに母は専業主婦でした。
正直今でも仕事をしながら育児をすることに、なかなか理解してもらえないと感じる時も多いです。
所詮、人間は自分の経験した立場でしか語ることができません。
だからこそ、その人の言っていることはフラットなものの見方ができているのかどうか考えながら聞きましょう。
その人の意見がすべてだと思わないことです。
もし相手が「自分はこうだった、それがよかった」と語りだしたら、
右から左に流すつもりで、参考にする程度に聞いておくほうがいいです。
なぜなら、子育てする環境、時代背景が全く違う可能性があるからです。
相手から言われたことを、ママ自身が取り入れたければ取り入ればいいし、嫌なら流してしまえばいいのです。
答えは常に自分の中にあります。これだけは忘れないでほしいですし、私自身への戒めでもあります。
私は子どもを預けることを選んだ側なので、その見方しか語れません。
しかし、保育園に預けて仕事しようとしているママがいたら、
ぜひ私の記事が目に留まると嬉しいし、そういうママを応援する存在です。
ではまた別の記事でお会いしましょう。