子どもを一人の人として見ることの重要性
子どもを一人の人として見ることは重要だと言うことを今日は書いてみたいと思います。
我が家の子どもたちは保育園に2ヶ月から通っているのですが、もう社会生活は慣れたものです。
大きな病気もなく毎日通ってくれて、日々助かっています。
保育園は家とは違い、たくさんのお子さんがいるので、うちだけが我を通せるわけではありません。
そのなかで保育園は子どもたちと平等に接してくれて、
適切なサポート、声かけをして子どもの自主性、自尊心を育んでくれるところだなと改めて感じました。
そして、そういう状況を親以上に子どもたちはよく理解しているなと感じています。
子どもの理解力は侮れないです。
確かに世の中には不適切な保育というものが報道されて不安を煽られることもあります。
痛ましい事故が報道されるたびに心配になるママたちも多いのではないでしょうか。
しかし、日本のほとんどの保育園は、私たち親よりも、子どもたちのために様々な働きかけをやってくれていると思います。
お散歩、室内運動、レクリエーション、お昼ごはん、おやつ、お絵描き、工作など、親がやりたくないと思いそうな内容を一生懸命考えてくれていると感じます。
その中で、マナー、挨拶など基本的なルールを教えてくれるし、季節感を感じさせてくれたりと感性を育んでくれていると実感します。
親は親をやってるようで、家事をしていることもあり、また仕事をしていると案外適当なものです。全てのことはできません。
親か家にいる暮らしは子どもによっては居心地がいいのかもしれません。
しかし、「お金がない」といっているくらいなら、働いてお金持って来てくれて好きなことをさせてくれる方がいいなと、私は子どものときに思っていました。
親は保育園を信じて預けて、日中はしっかり仕事をして、お金を持って家に帰るのが最大の努めかなと思います。
子どもを成長させてくれる機会は親だけでなく家族や周りの人たちが協力してくれます。
しかし、お金を稼いで子どもたちのために使ってあげられるのは、養育者である親にしかできません。
私は疲れがあったせいか、子どもと家で過ごせる日々に憧れた部分もありました。
仕事そのものの煩わしさ、また人間関係の煩わしさを思うと家に引きこもりたいとさえ思っていました。
しかし、日々子どもが成長していく様子を目の当たりにすると、私は、両親が共働きしているこの生活スタイルに少し自信を持てた気がしました。
保育園は一人ひとりを尊重してくれるところです。
ママが子どもの自律を妨げていないか
現代は1世帯あたりの子供の人数が少ないために、いろんなことに過干渉になっているママが多いように感じます。
私がしっかり育てなきゃと思っていることの裏返しとも捉えられます。
確かに赤ちゃんのときは、親がすべてやってあげないと生きていけないです。
お世話はしてあげないといけません。
しかし、2歳を超えてくると、すべてをやってあげる必要はないと私は思っています。
子どもたちに対してそこまでしてあげなくても、自分でやりたがるし、考えて行動するようになります。
これが子どもの成長過程だと思うのです。肝心なところだけやっておけば少し放置してもいいと思います。
口うるさく言って、何でも先回りしてやってあげることがいいことなのか、今一度考えたほうがいいと思います。
ご飯を食べないから無理に食べさせる、やってと言われていないことをついついやってしまう。これは本当にいいことなのかというと甚だ疑問です。
ママが子どもの自律を妨げていませんか。
自分の胸に手を当ててみてください。
ママ自身の心を満たすこと
真の意味で、自分を満たしてあげていますか。
子どもを使って自分を満たそうとしていませんか。厳しいことを言うとそれは、ママの心が満たされていなくて、暇な証拠です。
本当に充実していて忙しい人は人のことに干渉しすぎませんし、文句も言いません。
自分を満たすことで子どもへの過干渉を減らせます。
そうすることで、子どもの人格を真の意味で尊重できます。
自分を満たすことは子どもへの関心を失うこととは相反しません。大丈夫です。
子どもたちのことも片目で見つつも、自分を満たしてあげることに注力することが、ママたちの体や心を満たします。
そうすると気持ちにゆとりが出てきますので、周りに回って子どもたちの自律を、成長を促してあげることにつながると私は考えます。
ママが今やりたいことはなんですか。それを叶えるためにできる具体的な方法はなんですか。
ぜひ考えてみてください。