ついに不妊治療専門クリニックを受診することに
到着すると、待合スペースには何十人もの男性、女性が待っていました。
全国から様々な患者さんが来ている病院だと聞いていましたがとにかく人の多さに圧倒されました。
私は、エコー検査、診察を受け、血液検査(AMH、ビタミンD、テストステロン、DHEA、耐糖能検査、感染症検査など)を行いました。
夫も、精子の機能の検査、感染症の確認のために血液検査をしました。
翌週結果を聞きに行くと、夫には問題なく、完全に原因は私にありそうでしたね。
AMHは9.0以上あり同年代女性の平均を超えており、やはり多嚢胞性卵巣症候群っぽいとのことでした。
他は特に異常は見つかりませんでした。
ずっとなんでなんだろうともやもやしていましたから、これくらいは近所の産婦人科で調べてほしかったと思ってしまいました。
タイミング法での自然妊娠はできませんでしたから、人工授精に進むしかないと覚悟を決めました。
人工授精を行うための準備として、
そもそも28日周期で生理が来ないので、まずは生理を起こさせる薬(レトロゾール)を投与されました。
先生の管理のもと、頑張ることになりました。
不妊治療をしている夫婦は思っていたよりも多いと思った、年齢には逆らえないという事実に向き合う
近所の産婦人科を受診しているときは妊婦検査の受診のほうが多く、お腹が大きくなっている女性を見るのが正直つらいなと思っていました。
なぜなら、私は妊娠することが難しい状態と診断されていたから。
しかし不妊治療専門クリニックを受診している方は、当たり前なのですが、不妊という共通の悩みを持っている方々ですから、私はなんだか居場所を見つけたような感覚になりました。
不妊に悩んでいる夫婦は思っているよりも多く、皆さん子どもを授かるという目標に向かって頑張っているんだなという印象を受けました。
私もその仲間入りをしたといったところでしょうか。
国の政策で、今年から不妊治療の助成金の拡充がなされるようになったので、不妊治療をするには条件が整い始めている気がします(体外受精、顕微授精)。
年収制限の撤廃はなくなりましたので、子どもを授かることを後押しされている気もします。
ただし、年齢制限はある(国で保障されているのは現在は43歳まで)ので、1日でも1秒でも早いに越したことはないと痛感します。