家事や育児の質に対する罪悪感をなくすコツ

家事や育児の質は重要ではない

ワーママが感じる罪悪感の中でも、「家事や育児の質」に関するものは非常に大きなものです。

もっと手作りのご飯を作るべき?」「部屋が散らかっていてダメなママ?」そんな風に思うこと、ありませんか?

でも、少し考えてみてください。

完璧な家事や育児をすることが、本当に「良いママ」の条件といえるでしょうか?

家事のクオリティ=愛情の大きさではない

よく、「子どものために手作りご飯を作らなきゃ」と思うママは多いです。

しかし、大切なのは「何を食べたか」ではなく、「ママが笑顔でいられること」です。

疲れ果ててイライラしながら作るご飯よりも、スーパーのお惣菜を囲んで楽しく過ごす時間のほうが、子どもにとっては幸せなはずです。

私は、仕事の日は惣菜を頼る日が増えました。

その買ってきた惣菜を子どもたちはよく食べることに気づきました。

また、部屋が多少散らかっていたって大丈夫です。

子どもがのびのびと遊べる空間こそが、温かい家庭の証です。

「片付けなきゃ」とストレスを抱えるより、「今日も楽しく遊んだね」と思えたほうが、子どもにとっても良い影響があります。

「手を抜く」ことは「手を抜かないこと」

家事や育児において、「手を抜く」とは「怠ける」ことではありません。

本当に大事なことにエネルギーを注ぐために、優先順位をつけることです。

全部完璧にしようとすると、ママ自身が疲れてしまいます。

すると、子どもとの時間も余裕がなくなり、イライラしてしまうことも。

「今日はお掃除をサボって子どもとゆっくり絵本を読む」

「お惣菜を活用して、寝る前に子どもとハグする時間を作る」

こんな風に、ママの心が穏やかでいるための選択をしてもいいんです。

罪悪感を手放すための考え方

◯ 「◯◯しなきゃ」を「◯◯でもいい」に変える

「手作りご飯を作らなきゃ」→「レトルトでもいい」 、「毎日掃除しなきゃ」→「週末まとめてもいい」

◯ 100点満点の育児を目指さない

70点、50点でもいいんです。むしろ、子どもは「完璧なママ」ではなく、「楽しいママ」「笑顔のママ」が好きです。

◯ 「私なりに頑張ってる」と認める

どんなに小さなことでも、「今日は洗濯できた!」「子どもと笑えた!」そんな自分を褒めてあげましょう。

もっと自分に優しくなろう

最後に、伝えたいことがあります。ママは毎日、本当に頑張っています。

家事が完璧じゃなくても、育児が理想通りにいかなくても、それは「ダメなママ」なんかじゃありません。

「大丈夫、あなたはもう十分頑張ってるよ」

この言葉を、ぜひ自分に向けて言ってあげてください。

ママの頑張りは、ちゃんと子どもにも伝わっています。

そして何より、ママが笑顔でいることが、子どもにとって一番の幸せです。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう。